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トピック遷移構造付き生成歌詞データ †
プロの作詞家は歌詞の内容に統一性を持たせるために,「Aメロ→Bメロ→サビ」という楽曲構造では,「話の場面設定→回想→主張・感情」のような何らかのストーリー展開を考えてから作詞をすることが知られています. そこで本研究では,入力した単語の字数列(音符数列)とトピック遷移構造(ストーリー展開)を考慮して,100曲の歌詞を自動的に生成しました(文献[1][2][3]).
本データで入力する字数列とトピック遷移構造はRWC研究用音楽データベース(文献[4])の楽曲から,自動的に推定したものを使用しています.
サンプル †
以下に,本データのサンプルを示します.
生成された歌詞¥t入力単語字数列¥t入力トピック¥nの順番で表示しています.
また,Aメロ,Bメロ,サビなどのブロック構造ごとに空行を挿入しています.
なお,入力されたRWC研究用音楽データベースの歌詞本文は本データに含まれておりません.
入力歌詞を閲覧したい方は各自で入手して下さい.
RWC-MDB-P-2001 No.001 永遠のレプリカ 熱い 想い を くすぐる よう に 流れる 雲 を 見上げ て い た 3 3 1 4 2 1 4 2 1 3 1 1 1 情景 口笛 吹い て しまっ た 何 か 大切 な の は 君 と 僕 4 2 1 3 1 2 1 4 1 1 1 2 1 2 情景 あなた の 想い出 この 胸 の ときめき は 忘れ られる と 思っ て た の は いつ まで も 3 1 4 2 2 1 4 1 3 3 1 3 1 1 1 1 2 2 1 情景 悲しみ は 本当 の 心 の 微笑み 見 たく なかっ た あの 日 あの 日 の 4 1 4 1 3 1 4 1 2 3 1 2 1 2 1 1 情景 好き な よう に 二 人 は いつも 言葉 探し て た 2 1 2 1 1 2 1 3 3 3 1 1 情景 忘れ て た 二 人 の 名前 を 忘れ て い た 3 1 1 1 2 1 3 1 3 1 1 1 情景 最後 まで 言え なかっ た こと も 感じる まま 素直 に 言わ れ て い た 3 2 2 3 1 2 1 4 2 3 1 2 1 1 1 1 人物・生活 すぐ 会い たい よ なんて 言わ ない 唇 を 待っ て しまっ た 2 2 2 1 3 2 2 4 1 2 1 3 1 人物・生活
謝辞 †
本データの作成にあたり,入力データとして国立研究開発法人産業技術総合研究所のRWC研究用音楽データベースを利用させて頂きました.記して感謝致します.
ダウンロード †
参考文献 †
- 渡邉研斗, 松林優一郎, 乾健太郎, 後藤真孝. 大規模歌詞データからの潜在的トピック遷移のモデル化. 情報処理学会 第77回全国大会予稿集, pp.371-372, March 2015.
- Kento Watanabe, Yuichiroh Matsubayashi, Kentaro Inui and Masataka Goto. Modeling Structural Topic Transitions for Automatic Lyrics Generation. In Proceedings of the 28th Pacific Asia Conference on Language, Information and Computing (PACLIC), pp.422-431, December 2014.
- 渡邉研斗, 松林優一郎, 乾健太郎, 後藤真孝. 大局的な構造を考慮した歌詞自動生成システムの提案. 言語処理学会第20回年次大会, pp.694-697, March 2014.
- 後藤真孝, 橋口博樹, 西村拓一, 岡隆一. Rwc 研究用音 楽データベース: 研究目的で利用可能な著作権処理済み 楽曲・楽器音データベース. 情報処理学会論文誌 Vol.45 No.3, pp. 728–738, 2014.
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